兵庫県内、48名の建築士の方が参加。
先日の平成26年9月25日、フェニーチェパックの普及にあたり、
インスペクター講習会の講師をさせていただきました。
これは、兵庫既存住宅活性協議会が一般社団法人建築士事務所協会と
連携して実施している事業で、中古住宅の安心・安全な流通をめざして、
中古住宅売買時に必要な建物調査、
すまいの健康診断をおこなう技術者を育成するものです。
大きな資産を動かす判断を左右する検査だけに、これを実施できる方の
資格は比較的厳しいですね。
今年から始まったばかりの「既存住宅現況検査員」資格をもち、かつ、
フラット35の「適合判定技術者」の資格をもつとなると、
住まいの検査における資格としてはかなりハードルが高いといえます。
床の検査方法も規定があります。
平成25年に、国交省のほうで、すまいの健康診断の方法について、
ある程度のガイドラインを出しています。フェニーチェパックの検査は、
それにもとづき、そして、既存住宅かし保険への適用や、
フラット35の融資が利用可能かどうかの検討などに活用できる検査となります。
家を買う時に、建築士の方が、床のレベルを測定してくれて、
数値で床の傾きを測定してもらえると、非常に心強いですね。
計測するにしても、部屋にものがある場合や、空き家の場合や、
いろんな場合が想定できますので、それぞれでやり方がことなります。
そして、規定された内容で報告書を作成し提出します。
やはり、人に頼る部分も多いので数多くの経験豊富な技術者を
ふやしていくことが、よい安心な中古住宅流通につながると思います。
兵庫県内どのエリアでも対応可能です!
兵庫既存住宅活性協議会は、第三者性を重んじた仕組みを提唱しており、
かつ、公的団体によりあらゆるエリアで同じサービスがうけれることを目指しています。
すまいを購入するときは、「フェニーチェパック」による建物検査を行うことが、
兵庫県でのスタンダードになってくることを想定し、
県内の各地域に技術者を配置していっています。