◆兵庫既存住宅活性協議会は、中古住宅の安心安全を促進します。
当社が、兵庫既存住宅活性協議会の事務局をお手伝いしております関係上、
2月27日、神戸市中央区の不動産会館で開催された
「既存住宅アドバイザー講習会」の講師をさせていただきました。
この協議会は、兵庫県内の公的団体があつまって
中古住宅の安心・安全な流通をはかろうとする団体です。
中古住宅を購入する方のトラブル報告を受ける兵庫県が音頭をとり、
平成24年から活動が開始された団体で、
今回、ハトマークの宅建、うさぎマークの全日といわれる
兵庫県内5800社をこえる二つの宅建業者の団体から
100名ほどの希望者をあつめ、
安心・安全な中古住宅を流通するために必要な知識を身に付けていただきました。
◆お住まいの売却検討前に、まず建物調査を!
半日かけて説明させていただくので、すべてわかるわけではありませんが、
売却対象物件を、トラブルをさけて保証をついた建物にするため、
宅建業者様にどのようにしていただくか、ということが大きなポイントです。
市場に販売されている中古のお住まいがどういう状態であるのか、
一定の指標で判断する物差しがなければ、一般の人にはわかりにくいでしょう。
車の中古車には、売買時には鑑定書があるのに、その何倍もする住まいには、
何の書類もなく、ただ、見て買う。これではトラブルが発生しますよね。
売却後に、あとあとトラブルにならないためにも、
資格ある建築士による建物調査をしていただきたいことをお伝えしています。
◆売却中物件には、「フェニーチェ適合住宅」の明示で安心提供を。
当協議会で、検査をうけていただいて、一定の評価をうけていただいた住宅には、
「フェニーチェ適合住宅」の認定を行います。
そうすることによって、一般の消費者様は、
「あ~、この住宅は、検査しているんだな~」と安心して、
物件をみにいくことができます。
われわれのバイヤーズエージェントも、
その報告書を物件検討者様と一緒に見ることによって、
早い段階ではいる豊富な情報から、購入時のリフォームの可能性などを相談することができ、
多様な判断が可能となります。
兵庫県内に「フェニーチェ適合住宅」が増えれば、
中古住宅はもっとスムーズに流通促進されていきます。
それが、中古+リフォームの夢のすまい選びの一助になればと思い取り組んでいます。