◆中古住宅購入時のリフォーム資金は住宅ローンが可能です。
中古+リノベーション、一度は検討する方もいるでしょう。
ただ、中古住宅購入を最後に踏み切れない要因としては、
リフォーム費用の工面が大きいのではないでしょうか。
金融機関によっては、中古住宅+リフォーム一体ローンという商品を提供しています。
しかし、国土交通省発表のある調査によると
リフォーム資金にローンを利用している割合は、
全体の10・2%となっているそうです。
住宅購入において、住宅ローンを利用することは一般的ですが、
リフォームローンのこの利用率をみると、
ほぼ中古住宅+リフォームを行っている方のほとんどは、
現金でリフォームしています。その理由はなんでしょうか。
◆中古住宅の決済前に、リフォームローン額を決定しましょう。
その理由は、ただ一つです。中古住宅を購入後でないと、
時期として、リフォーム費用算出ができないことです。
よって、購入時にはリフォームローンが組めません。
その結果、一般の信販会社等のリフォームローンを使うことになり、
金利が、通常の住宅ローンの金利より高くなります。
借入期間は短く、35年ではなく、15年などで設定されています。
住宅ローン控除対象からもはずれます。
つまり、中古住宅+リフォームが高くなる理由の大きな理由は、
その金額自体が高額なのでなく、住宅ローンを含めた、
毎月の返済額が高くなることに原因があるのです。
◆リフォーム資金を含めて、住宅ローンを組む方法があります。
これを解消するのは、中古住宅購入時にリフォーム金額を決めることです。
それによって、中古住宅+リフォーム一体ローンが可能です。
つまり、1000万円の中古物件に、1000万円リフォームを行って、
自由なデザインで夢の住まいを建築しても、
2000万円の新築建売住宅を購入したものと同じ毎月の返済額で
住まいを購入できます。
これを行うためには、事前の建物調査が重要な要素です。
購入検討物件を、どんなリフォームができるのか、
提案してもらえるパートナーが必要となるでしょう。
もちろん、不動産会社と建築士、リフォーム会社と
すべてを調整しながら進めるには大変な手間がかかります。
ただ最近は、当社のような、ワンストップですべてを提供できる会社もあります。
購入者にとっては、一生に一回の夢の住まい選びです。
人それぞれの夢をかなえるお家探しを是非進めてほしいものです。