「今のおうちを売って、駅近のマンションに引越したい」
「マンションを売って、子育てができる郊外の戸建に引越したい」
夢とイメージは際限なく膨らんでいきます。
けれども
いざ、現実に立ち返ると
実際は何をどのようにすればいいのかちょっと悩みますよね。
具体的にどのように進めていくのか
時間やお金のロスがなくできるのか、お伝えさせていただきます。
では、まず今のお住まいについてご質問させていただきます。
・手入れをせずにこのまま売れますか?
・ローンの残債は消えますか?
・住んだまま売ることはできますか?
次に、購入予定の住み替える家についてご質問しますね。
・どのように探しますか?
・今の住宅ローンがある中で、どんなローンを組んだらいいのかご存知ですか?
・中古住宅やその後のリフォームに全部でかかる費用はどのくらいを考えていますか?
【お金のこと】
【探す場所のこと】
【売り買いの時間的な差のこと】
実際に考え、取り組み始めるとなかなか複雑です。
まず皆さまにやっていただきたいこと、それは
<予算の組み立て>
です。
予算の組み立てといわれても…
となりますよね。
具体的には
1、お住まいの物件の売却予定の金額
2、売却後、ローンを返済したのち、手元に残る金額
3、購入する家とリフォームの予算の検討
4、結果、最終毎月の支払い金額はいくらになるのか?
早めに金融機関に事前審査を行い
予算の裏付けをとることが重要要となってきます。
その次に
<予算にあった家を探し>
となります。
1、予算にあった家探し
2、エリアを限定せずに予算にあう場所を広いエリアから探す。
↓
3、消去法で予算にあうエリアが絞ります。
4、今の生活の関係(学校が近い、会社が行きやすい、実家が近い・・・)
などだけから限定して探すと予算と乖離して、見つからない物件探しを
すすめ、時間を浪費する可能性があります。
●ポイント●
このエリアに住みたい!という希望から探していく方が多いと思いますが
みんなが住みたいエリアは大体同じ場所。
必然的に価格が高くなり、夢の話で終わってしまいます。
まずは実際に支払える予算を把握し、そこから夢に近づいていくことがキーポイント!
数多くの物件資料を手軽に見て
客観的な相場を把握し、無理のない家探しをすることが大切です。
そこまでいったら次は
<売却を進めましょう>
1、あまり無理しない金額で予算を考えておきましょう。
相場よりも大きく高値で売ることを想定していると、買いたい物件が
あっても、売却がすすまず、断念せざるを得なくなります。
2、住宅ローンでも、新しい物件の購入が、
今の住まいの売却を先行しなければならない場合と、
売却を後で行える場合があります。
とくに、住宅金融支援機構のフラット35を利用すると
比較的買い替えにおいても柔軟に対応できるケースがあります。
●ポイント●
金融機関の特徴を把握して、もっとも生活にあった
住み替え方法を選択していくことが大切です。
これからのマイホームは、手軽に生活スタイルに沿った
住み替えが可能な住宅を購入してください。
手軽に住み替えができやすい住宅というのは資産価値の高い家。
資産価値をできるだけ減らさない売買をすることができる家です。
ライフスタイルにあった住まい空間で、心地よく暮らすことは、
価値のある住宅資産に変化させることにつながります。
また、今後も増えていく空き家を少しづつなくすことになり、
街の活性化にもつながっていきます。
自分だけでなく、人にも街にも優しい住宅購入方法。
それがリノベーションなのかもしれません。