◆ 一般的な不動産会社では、基本的に逃れることはできません。
中古住宅を探すとき、良い物件を見つけたいばっかりに、
いろんな不動産屋さんに行きませんか?
また、いろんな不動産会社のサイトに登録しませんか?
その結果、多くの不動産屋さんに名前や電話番号などの個人情報を提供します。
その後、登録した不動産会社から、しつこい電話がじゃんじゃん鳴るわけですね。
実はこの探し方には大きな間違いがあります。
みなさん、いろんな不動産会社に行っても、同じ情報をもらうことはありますよね。
不動産会社は、「レインズ」というシステムを使っています。
これは、ほぼ全ての不動産会社が不動産情報を受け取ったり情報提供を行うシステムで、
会員間での情報交換がリアルタイムで行われています。
そして、購入希望者にいかに早い者勝ちで新しい情報を提供するかを競っています。
これを知った上で不動産会社に連絡をとるのとそうでないのでは大きな違いがあります。
◆ 業界の特性が、しつこい電話攻撃がなくならないシステムを生んでいます。
不動産会社では、物件を探している人は、検討者という枠組みに入ります。
つまり、何かが決まるまではずっと探している人となっている訳で、
決して顧客リストからなくなりません。
その見込み顧客には、後追い営業をおこなって、
とにかく契約を決めてもらうために追いかけるように会社や上司からの教育をうけます。
これは、不動産業界という厳しい競争の中で歩合で生きていかなければならない営業マンにとっては当然のことです。
そして、契約を決めてもらえれば、物件価格の3%+6万円という固定の報酬が入るため、
顧客の満足を追求するのではなく、価格競争の働かない業界のなかで、
契約のみを追求する方向に働きがちです。
業界のシステム自体がそのようになっているのでどうしようもありません。
◆ 不動産会社は何を大切にしている会社なのかで選んでください。
近年、不動産物件は、ほぼインターネットで探し出すことができます。
その中には多くのおとり広告を含め、魅力ある広告がありますし、もちろんチラシにもあります。
こういった広告の目的は、最初に述べたように、見込み客を集めるためです。
そして、電話をすると「その物件は売れました。他に良い物件がありますから、来社しませんか?」
と誘われることも多々あります。
そうして、電話攻撃あふれる物件探しに落ち込んでいきます。
われわれがおすすめしているのは、
1社、信頼ある不動産会社にお任せされたらいかがかということです。
物件に紐づけされる不動産会社から信頼して買うのではなく、
あなたのためのプロのエージェント(それをバイヤーズエージェントと呼びます。)と
物件探しの相談をし、一緒に理想の物件を探すのです。
これにより、不動産会社に騙されたり、納得できない物件の契約をせかされたり、
おとり広告におどらされて無駄な時間を費やしたりすることもありませんし、
電話攻撃から逃れることもできます。
バイヤーズエージェントによる物件購入の相談、
だまされない良い中古住宅の見分け方、ご質問等がありましたら御連絡ください。