あたたかみのある自然素材、好きなものに囲まれて暮らしたい。ゆったりと、足を伸ばして入れるお風呂も。
お客様プロフィール
住所 | 兵庫県・大久保の家 |
家族構成 | ご夫婦・お子さま2人 |
間取り | 5DK → 4LDK |
面積 | 86.23㎡ |
構造 | 木造・瓦葺き |
費用 | 中古住宅購入費用:1,060万円 リノベーション費用:910万円 合計:1,970万円 |
ナチュラルな、カフェのようなイメージで。
最寄り駅から徒歩約20分、閑静な住宅街の一角に建つM様邸。「内装は、ナチュラル・アンティークなイメージで」「自然素材を使いたい」「雑貨などを飾って、絵になる空間にしたい」「収納スペースはたくさんほしい」など…理想の住まいに関する明解なビジョンをお持ちだった奥様の、一番のこだわりはキッチン。
「娘が大きくなったら一緒に料理を楽しみたいから、作業スペースを広めに」「パソコンデスクも置きたい」という夢を叶える、最良のカタチを模索した結果、モザイクタイルをあしらった個性的なキッチンが実現しました。さらに、少なからずメンテナンスが必要であることをご理解いただいたうえで、無垢の木材を随所に導入。訪れる方々から「カフェみたい」と賞賛される、居心地のいい住まいになりました。
見せる収納、見せない収納のメリハリを。
ご入居前、身のまわりをシビアに見直し、物をずいぶん廃棄したというM様ご夫妻。身のまわりのものを「好きなもの」に限定することで「見せる収納」が可能になり、お気に入りのものに囲まれて暮らせるようになったのだとか。好きかきらいか、必要かそうでないかを見極め、要らないと判断したら処分する潔さ。
「引っ越してきてから、家具をほとんど購入していない」一方で、階段下や押し入れなど、数少ない「しまいこむ収納」スペースをいかに活用するかを考えながら、テレビやソファの位置を動かしたり、お嬢様の小さなデスクコーナーを設けるなど、レイアウトを変えながら工夫し続けているそうです。
背の高いご主人が、足を伸ばせるお風呂。
毎日いそがしく、帰りも遅いご主人にとって、バスルームは癒しの場。身長がすらりと高く、「足を曲げずに入れる浴槽を」という切なる願いを実現するには、ある程度の空間が必要でした。既存の浴室は、そのままでは活用できなかったため「普通なら、そうは配置しない」向きに浴槽を設置、トイレを融合した浴室洗面室をデザインしました。
住居の構造を変更することになるため、事前に耐震調査や住宅診断を行い、慎重に作業を進行。結果的に、トイレと洗面室の間にちょっとしたホールのようなスペースが生まれ、きゅうくつな印象を与えない、リラックス空間が完成しました。
一軒家で暮らしたいという共通の夢を抱いておられたM様ご夫妻は、上のお嬢さまが1歳前後のころに、戸建て住宅の購入を決断。自然素材が売りの新築物件を見に行ったものの、希望とは異なる仕様の住宅を強引にすすめられ、いやになったという体験をお持ちでした。
「私たちの目線で考えてくれた」という言葉が、ごほうび。
欲しい物件がないのなら中古住宅をリノベーションしよう、とインターネットであれこれ探すうちに神戸リノベーションを発見。中古住宅は不具合が生じた場合のケアも気になるため、「専門家にアドバイスしてもらいながら、一緒に探した方がいい」という理由から「じっくりと話を聞いてくれて、私たちの目線で考えてくれた」谷工務店を選んでくださいました。
ご来店からのスケジュール
2012年9月 | 初来店(奥様おひとり) ※お問い合わせはWebサイトからの問い合わせフォーム |
2012年10月 | ・ご家族で再来店 ・中古住宅買い付け |
2013年1月 | 工事請負契約 |
2013年2〜3月 | 工事期間 |
2013年4月 | ご入居 |
工事が完了したら終わり、ではない家づくりを。
日々の暮らし、ご家族の成長と共に個性がプラスされていく住まいづくりをお望みだったM様の想いに応えるフルリノベーションがカタチになったのは、私たちが住宅のリノベーションやリノベーションだけでなく、新築工事や耐震工事、土木工事、住宅や店舗の設計に至るまで幅広い物件に携わってきた経験を持つ「現場監督の専門集団」だから実現できたことでした。
さまざまな工事を実行できる職人や数多くの協力会社とのコラボレーションも、谷工務店ならではの強み。M様ファミリーの想いに寄り添い、ご一緒につくりあげた住まいをさらに育てていくよろこびを、末長くお楽しみいただければいいなと願っています。
弊社担当プランナーからご主人と奥様のお二人とも希望が明確だったので、当初からイメージ共有できたかと思います。ご主人のご希望であった「足を伸ばせる浴槽」を実現させるために、大きい浴槽を設置したプランをご提案しました。 奥様からは、イメージ写真のほか、木製建具や洗面ボウル等お使いになりたい商品をご提示いただきましたので、ご希望をかなえるための具体的なお話を最初からすることができました。工事が終われば「完成」ではなく、住みながら自分の個性を出していく、というスタンスのお施主様でしたので、その下地作りをお手伝いしたという様な感覚だったと思います。 |