阪神淡路大震災から20年、そして、あなたの家の耐震性は・・・


阪神淡路大震災から20年。

今日で阪神淡路大震災から20年がたちます。
私は、20歳の時に震災を経験しました。
人生の半分が震災前、半分が震災後となっております。

朝、5時46分、多くの人が、神戸市役所南側の
東遊園地で行われる追悼のつどいに集まっておられました。
建物の建設にたずさわるものとして毎年参加しますが、
今年は例年とは比較にならない人数がお集まりになられていました。

毎年参加するから思うのかもしれませんが、
これだけ多くの悲しみを作り出した震災への想いと、
われわれが直面する耐震補強への一般の方の想いに
特に今年はギャップを感じます。

新耐震で地震に強い住宅になる。

先日の神戸新聞の記事にもありましたが、
あるアンケートによると、阪神淡路大震災で、
亡くなった方がお住まいになられていた建物の、
約98%は、昭和56年以前の旧耐震の建物に
お住まいになられていたといわれています。

旧耐震とは、建築基準法が改正された
昭和56年以前の耐震性の基準でたてられた建物です。
そして、倒壊した多くの建物は、戦前や、昭和20年~30年代に
建築された建物でした。

しかも、2000年には、より厳しい基準に、
建築基準法が改正され、それを今、新耐震と呼んでいます。
誤解を恐れずにいうなれば、
新耐震の建物であれば、震度6強の地震で、
また、阪神淡路大震災のレベルの地震でも
これだけ大きな被害にあうことはほとんどありません。
20年前の地震がそういう結果を残しています。

中古住宅は必ず耐震診断・耐震補強を。

そうです。これだけの震災に対する悲しみをもつわれわれは、
住宅は必ず、新耐震にすべきなんです。

しかし、中古住宅を購入されたお客様とお話する中で、
耐震性と、部屋のデザインやキッチンのグレードを同様に
予算上で比較されることがあります。

「2Fの改修の予算がでないのであれば、耐震補強は
やめておこうか?」
といった議論です。
ちょっとまってください。これには議論の余地はありません。
まずは、耐震補強です。

だって、新耐震であれば、基本的には地震に負けないのですから・・・
「100年に一回の地震のために、補強をわざわざしなくても・・・」
という考えはナンセンスです。
新耐震でない、住宅がたまたま世の中に残ってしまっていて、
それをどうしようか、社会問題となっているのです。

中古住宅はそもそも、新耐震にして売買すべきものです。
ちょっと、今の考えからすると極端に聞こえるかもしれませんが、
本日の、震災のつどいに集まる多くの皆様の悲しみにくれる
お顔を拝見すると、極端にはおもいません。

これからの20年、このギャップを埋めていくことが、
われわれの業界に課せられた使命ではないかと思います。
本日と来週土曜日、
HDC神戸で地震と耐震についての無料セミナーを開催しますので
よろしければ是非みなさまとお会いできれば幸いです。