中古住宅を新築みたいに、断熱リフォームできますか?


中古と新築の大きな違いは断熱性です。

中古を買って、リノベーション。
なんかおしゃれな気がして、内装のデザインなんかも
フルリノベーションをすると、ほんと、新築の感じがします。
しかし、大きな違いがあります。
それは、断熱性です。
築20年、30年の建物の建築時には、
いまのような、省エネ住宅は規定されていませんでした。
現在は、平成25年省エネ基準というガイドラインが出されており、
今年の10月より施行されています。

断熱対策は、まずサッシから。

昭和55年以降、数回にわたり、住宅の断熱性の基準が向上してきました。
皆さま、住まいにおいて、冷房と暖房、どちらがエネルギーを消費するとおもいますか?
それは、暖房です。しかも2倍以上です。
つまり、あったかい空気を逃がさない方法が一番重要です。
では、どこから逃げると思いますか。
それは、開口部、つまり窓です。
外に熱が逃げるうち、約58%、つまり半分が、開口部(窓他)から熱が逃げます。
その他は、屋根で5%、床で7%、外壁で15%ですので、段違いなのがわかります。
だから、まずサッシから断熱です。
そして、床の表面温度をあげることによって、体感温度をあげたり、
室内の上下の温度差をできるだけなくすことによって効率的にあっためたりします。

中古住宅を買う時には、床下、天井裏断熱の確認を。

以上のようなことを把握して、適切な対策を行えば、
日常においてそんなに断熱性を意識しなくても良い程度の生活空間を
中古住宅でもえることは十分可能です。
お風呂場や、洗面室でのヒートショックを防いだり、
朝一の寒さをしのいだり、健康的な住環境を得ることと、
適度の予算で、自分なりに楽しめる質の高いリノベーション生活を
満喫することができます。
ただ、そのためには、その建物がどういった断熱性であるのかを、
購入する前には、知っておきたいですね。