工事費を一緒に借り入れ、月返済額を押さえる。



◆中古住宅を購入し、改修して住む人が増えています。
2014年5月17日の日本経済新聞に、
中古住宅+リフォームする人が増えているという記事がありました。
こういった流れに対して、金融機関が、中古住宅の購入資金だけでなく、
改修資金をあわせて融資するローンの取り扱いを増やしているそうです。
ここの記事に記載されている金融機関は、
三菱東京UFJ、三井住友、みずほ、りそな、三井住友信託と大手金融機関ですので、
兵庫や神戸の地域の金融機関の動きも気になるところです。
昨年に、兵庫県内の地銀、信用金庫を6行お呼びし、
同様の融資商品のお願いをした時、対応が難しいという回答をいただいたことがありましたが、
この1年の間で世の中の動きもかなり早く進んでいることを感じます。

◆「リフォーム一体型ローン」と呼びます。
これまでは改修資金を専用に融資する商品(リフォームローン)はありましたが、
無担保で貸すため、金利は高めで期間は10~15年程度となりました。
物件購入のための住宅ローンも合わせて組むという場合は、毎月の返済額はさらに大きくなります。
これを購入資金と改修資金をセットにして融資をしてもらうと、
金利も低く、期間も35年と長くなるため、返済の負担が下がります。
これにより、大規模の改修に活用できるようになりますので、
中古物件を安く購入し、数千万円かけて改修したいといったケースでも対応が可能となるわけです。
単なる補修ではない、いわゆるリノベーション向きの融資商品といえますね。

◆改修見積を早く準備するなどが必要です。
リノベーション推進協議会の調べでは、2013年のリノベーションに該当する改築物件は、
3875戸あったそうで、前年度より2割増えているそうです。
やはり、資金のつくりやすさがあってこそ、そもそもの人気を後押しできるのではと思われます。
実際に進めるにあたっては、ポイントがいくつかあります。
その大きな一つが、改修費用の割り出しです。
物件購入時には、改修見積を銀行に出しておく必要がある関係上、
どういった工事をやるかは、早めに決めておかなければなりません。
中古住宅の購入は、売り手の都合で日程が決まっていくことも多いので、
それにあわせて中古リノベーションを行うには、
それなりの専門知識が必要であると思っていただいた方がよいと思います。